ぺんたっくすさんの 中古自転車









































第二日目

5月6日(水)


2泊3日の阿蘇サイクリングと銘打ってはいるが、実際は今日が本命である。
昨日と明日はその準備運動と整理体操のようなものであります。
昨夜から懇談会を中心とした自転車談義の中で
「公道における道路交通法の解釈」及び「集団的自衛…」
いや間違った
「自転車での集団走行時の注意点とその実践について」
を実践する時でも有ります。
大内さんは、やはり皆に迷惑をかけたら申し訳ないからと、
平地で名所旧跡地を巡りながら歴史の勉強かと思っていましたが、
そんなことは有りませんでした。
わが相方も
「大観峰!とんでもないわ!近場でお店など見ながら美味しいアイスクリームでも食べて、時間つぶしでもしているわ!」
が本音でしたが、
大内さんがチャレンジされると言うのに、
そんな甘ったれた考えが許されるはずも有りません!


全員が8時過ぎ、集合場所の国旗・所旗掲揚台に集合して、出発前の記念写真撮影です!
8:25先ず向ったのは阿蘇神社の近くの自転車屋さんです。
8:44大内さんの自転車を入念にチェックして貰い、安全第一、万一に備えます!
9:10「大観峰」登りの緊張感を取り除くために最初のトイレに駆け込みます。
9:12いよいよ登り開始です。標高486m(ここまでの距離12.0km)
我々について上がっていても遅すぎると判断したあきこさんは別府さんに先に行くようけし掛けて、あっという間に眼前から消えてしまいました。女性と侮っていたのが大きな誤りで、兎に角強い!どの山で練習をつんでいるのだろうか!大都会の大坂の女性とは信じられません!かいさんは立ちコケしない程度にペダルを踏んで、
9:38標高760m距離16.6km地点の湯浦パーキングエリアに着くと別府さんがカメラを構えていました。2人は次の分岐点がある場所まで移動すると言って出かけました。かいさんは後続の到着を待って小休止です。
ここからの眺めも抜群で、大勢の観光客が車を止めて、記念写真を撮ったりして、雄大な阿蘇の景色を堪能しています。その中には、自転車で来ている我々に興味を示され、話し込んでこられる観光客もあり、話の中で、KSC最高齢者83歳も一緒に参加し間もなくここへ到着されますよ!てなことをわが事のように自慢げに話すと皆さん、目を丸くしてビックリされ「うそでしょう!」と驚かれまています。
9:49そうこうしている内に2人のサイクラーが目に入ってきました。先導はどうやら、重たいバイクに跨っている太田さんです、その後は赤いジャージの…?何と我が相方では有りませんか!コレは驚きです!
「アイスクリームでも食べて…!」と言っていたあの相方が、堂々として前を通り過ぎようとしています!話を聞くと「休憩すると余計疲れてしまう!」と言って、
9:50太田さんと2人、別府さん達がまつ場所へと消えていきました。

9:58しばらくすると、大内さん、田上さん、谷さんの3人組がやってきました!
「あの黄色のジャージのユニホームを着ているのがKSC最高齢者83歳の大内さんですよ!」
「先導しているか人は71歳ですよ!」「真ん中を漕いでいる人は私と同じ年の…?」
と観光客が見ている方に説明するのに大わらわです!
嬉しいですね♪こんな話を知らない方々に自慢できることは…!
「我々サイクリングクラブの星です、憧れの人ですよ♪」
間近に見る大内さんの下半身の隆々とした筋肉を見て、「本当?!」またビックリされます。
10:03先に出発し田上さん、谷さんの後を追いかけて、次の目的地「大観峰」
を目指します。

10:34遂に「大観峰」の頂点に8名全員が勢ぞろいです♪目的達成です!バンザイ!
大勢の観光客に混じって8人もの大勢で、記念の撮影会が出来るなんて!
本当に記念になります。大内さんおめでとう!相方さんおめでとう!皆おめでとう♪

良かったですね♪山頂は風が強く、そして寒いです。
10:40次の目的地を目指してここを離れます。

11:02休業中かと思っていた「あそ観光牧場」に営業中の看板が立っていました。
観光客は誰もいませんが、立寄ってみることになりました。お客は誰もいませんでしたが、
お店の方はいましたので、ここで一休みすることにしました。夫々牛乳を飲み、
店の人が5,6頭も羊を呼び寄せてくれたので、餌を貰い、手に手にして、直接手渡しで
羊に餌を与えて楽しみました。中に生まれて間もない可愛い仔羊がいますが、
まだ餌は食べれないようで、母親の乳首を探し、一生懸命突いています。
どんな生き物でも赤ちゃんは可愛いですね♪
11:30左折してやまなみハイウェイに出て、瀬の本高原を目指します。このルートは
毎年行われていた「チャレンジ阿蘇100km」のコースの一部で、阿蘇神社をスタート・
ゴールとして、今は若干コースが変わったが以前は城山展望所を経由して「やまなみ
ハイウェイ」を瀬の本高原へと向っていました。ここからのルートは車では殆ど距離を
感じませんが、激坂を越えての自転車大会だとそうは行きません。小さなアップダウン
を繰り返しながらの走行はかいさんにとっては大変きついルートです。後続の選手に
もどんどん抜かれていく箇所でも有ります。
12:40瀬の本高原到着です。
まず、リンドウが群生している緑地帯で
記念写真を撮って、
昼用としていただいてきたおにぎり弁当を開き、
雄大な阿蘇五岳を眺めての昼食タイムです。気分は最高♪
13:27休憩が終わり、再び出発です。これからが瀬の本高原に来た甲斐があったと思わせる、
ダウンヒルが楽しめます。若干路面が傷んでいるところもあるが、スピードを控えながら、
ビューポイントを見つけてはカメラを向け、
春風を感じながら進みます。
何時もなら、この辺りではサイクリングでツーリングを楽しんでいる多くの若者達に出会うのだが、
今年は少ないようです。やはり、高速道路の1,000円が影響しているのでしょうか?
二酸化炭素(CO2)を削減しなければ地球が危ない!と言いながらも、一方では、
景気浮揚策と言って、もっと自動車を使い易い環境にとETC利用者には限定だけど
1,000円にしている。利用者には嬉しいだろうが今年のゴールデンウィークではあちこちの
高速道路が大渋滞するなど訳が分からなくなってきた。我々が参加している
「エコサイクルマイレージ」でのCO2削減などあっという間に吹き飛んでしまうのでは
と心配です。と小さな一人がボソボソと言っても仕方が無いかも知れませんが…!
14:05十分にダウンヒルを楽しんだ後、城山展望所で、それぞれモデルになってもらい、
阿蘇外輪山での最後の記念写真を撮り、
ここからの景色を楽しみました。

14:20:今日最後のダウンヒルをしながら一気に阿蘇神社へと漕いで、
「馬ロッケ」の店へ着くと行列が出来るほどの盛況で、しばらく待ち時間が必要でした。

その間、別府さんの自転車がパンクです。野次馬が見守る中でパンク修理する別府さん。
前日もパンクしたらしいです!別府さん一人が残り7名分の不幸を背負っているみたいです。別府さんご苦労様です!
馬ロッケ」を買って食べてみたが、出来立てなので熱い!それが食べた印象でした!
ことさら取り立てて騒ぐほどのものでは無いように思いました。

15:14パンク修理も済み、今日一日「阿蘇を駆け巡るサイクリング」も終了の時が着ました。
スーパー&酒屋でちょっとしたお買物をして
15:52「阿蘇青少年交流の家」に到着、職員の方と記念写真を撮り、今日のサイクリングは終了しました。
後はここの施設のプログラムに沿って、「夕べのつどい」では昨日に引き続き、
大内さんと別府さんが国旗、所旗の降納役を務めます。
夕食間での間、先ほど仕入れた冷たいお茶などを広げ、
「大坂からやってきたエコサイ仲間と阿蘇路を駆ける!」について、
全員による反省会を開き総括をしました!
その結果は?
「良かった♪良かった♪」




1日目(5月5日)

2日目(5月6日)

3日目(5月7日)

   

第1日目5月5日へ! 「かいさんのホームページ」トップへ!第3日目5月7日へ!